
そろそろ夏休みも終わり。ムスメの宿題もそろそろ追い込みせねばということで、自由研究の題材にしていたカブトムシの観察を完成すべし、と発破をかけ続けるも、なんとなーく筆が進まない様子。ファーブルの昆虫記が大好きな様子をみて勧めたテーマなれど、実際の虫には興味が長続きしないのかあ。おとーさんとしてはなんともアンビバレントな気分なのであります。

そうこうしているうちにぐっと涼しくなってきて、夏の虫たちの季節が終わりを告げ始めました。虫かごの中でだんだん活性がなくなっていくカブトムシたち。とうとう、一匹のオスが完全に動かなくなってしまいました。夏の盛りに、一番最初につかまえてきた子。ムスメのお気に入りでした。虫の観察をするなら、その最期もちゃんと観てあげなくちゃだめだよ、そうしてきちんと記録を付けてあげなければかわいそうだよ・・とアドバイスしたところ、「死んじゃったところもちゃんと描く」と言って、小さなかごに移し自分の机へ。
しばらくすると、ムスメが目を真っ赤にして、涙をぽろぽろこぼしながら私のところにやってきました。ありゃ、ちょっときつく言い過ぎたかな?と思いつつ、いったいどうしたのと問うてみたところ・・
「動かなくなったカブトムシを観ていたら、この子をつかまえたときのことを思い出しちゃった。とっても元気な子で、みつけた時からツノの先が欠けてたの。虫かごの中でもとっても強くて、自分より大きなカブトムシと戦って、結局ツノの先が全部折れちゃった。元気だったときのことを思い出していたら、なんだか悲しくなってきちゃったの。」
そこまで言って、あとはもうわんわん声たてて泣くばかり。思いっきり泣いていいよ、でも泣き終えたらちゃんとこの子の絵を描いてあげようね、と伝えつつ、ムスメはムスメなりにいろいろなことを観て、さまざまな想いを持っていたのだなあ、幼く見えても心の中では感受性が育っているのだなあ・・と感じた夏の終わりの一日でありました。その気持ち、ずっと大切にしてほしいですね。

余談ながら、歴戦の末にツノの先がなくなっちゃってるこのカブトムシですが、ムスメの強い希望により標本として永久保存することになりました。幼少のみぎりは昆虫博士?としてならしたオトーサンも、ツノの欠けた標本を作るのは初体験^^
ムスメ育てるのはいろいろ気も遣い大変なこともありますが、その成長を観られるということは、まさしく親冥利に尽きると思います。だから思いっきり楽しみにしていいですよ・・と、もうすぐわたくしとムスメのオヤ仲間になるこのご夫婦にエールを送らせて頂きます^^v
ところで、うちにはちょうど3歳違いになるボーズくんというプチ色男(w がいるのですが。可能でしょうかデビュー前のムスメさんのお相手にいまから予約なんぞ(爆)
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もっとずっと大事なことを感じてくれていたんですね。
女の子は早熟だとは言うけれど、
その中でもムスメちゃんの心の成長の早さにはいつも驚かされてます。
おてんばな外見の中に、たくさんのモノが詰まっているんだなあ…と。
情操教育、とかしこまることではないけれど、
どうかムスメちゃんのようになって欲しいと願ってるんですよね。
その為にパパは何をしてあげたらいいのかな?なんて不安もありますが、
それより楽しみな気持ちの方がやっぱりずっと大きいかな。
>好男子殿
きっととんでもない跳ねっ返りですけど、それでもOK?(爆)
少しずつ名前の候補なんかも考え始めてるんですが、
軽く姓名判断してみれば軒並み「男勝り」の相が出てますよ (^^;
ムスメちゃんの発言、胸にしみました。
これからもどんどんいろんな経験をして、
豊かな心を育てていってほしいですね。
ムスメですが、興味の対象が多いのはいいんですけど、えてして気が散りやすいものなんですよね、そーゆー人って(代表選手:私)。も少し集中とゆーことを覚えなさい、と口すっぱくする毎日ですが、あまり型にはめないでおくほうがいいかなあとも。ミニバスの先輩筋な学年の娘様たちを見るに、これからがまた一段とたいへんで悩み多くなりそうな気がしてならないムスメ小2の夏です^^;
>ボーズ
マシンガンのように喋りまくるようになったのですが、どーしましょ^^;
ふたまちゃん降臨となれば、そりゃあお転婆さんでしょうね〜。いずれコドモ同士遊ばせましょう!
すみません、すっかりwebから離れておりまして。ussyさんももうオカーサマになられたのですね!ソッシーさんもオトーサン。本当におめでとうございます!育児なかまが増えてうれしいです^^
小さくても女の子、ムスメの心をはかるのはなかなか男親にとって難しいものであります。たまに、このようにはっとさせられることもありますし。でも、そこがまた大きな喜びにつながる気がします^^
小学校低学年のころの純粋なこころっていいですね。はっと我に返ることがありますよね。
うちの娘も、飼っていたネコが車に撥ねられて力なくうなだれた姿にぽろぽろ涙を流したのは小2の夏でした。
今は小6ですが、なんだか心が乾いてきてますorz
すらりと長身のミニバスの仲間をみて朝飯抜こうとしてたり、猪突猛進な独善プレーがめだったり(^^;)
試合は見に来て欲しい、というのだけが救いです。(笑)
なんと、やはり二年生でそんな経験を・・というか、その年頃になるとセンシティブな感性が芽生えてくるのでしょうね。自分の子供の頃はもっぱら花虫草木が遊び相手でしたが、現代っ子はガジェット系がお友達。でも、生き物とのふれあいは今の子にも同じ気持ちを生む大切な体験ですよね。
>>ミニバスお姉ちゃんたち
いやー、確かにタフな感じですよ(w下級生のオヤはなめられちゃいますしね〜。
でも、ダイエットの朝食抜きはいけません。朝>昼>晩のボリュームにしないとやせないよ〜とお伝えください^^
夏休み、終わっちゃいますね。
こーゆー、標本は結構長持ちするもので、・・・嫁入り道具にもなっちゃうくらい、思い出深いものになると思いますよ。
ところで、雨、大丈夫。すんごく降ってるんですけど。
すみません、週末来バタバタで亀レスになっちゃいましたm(_ _)m
で、夏休み終わっちゃいましたねー。
標本液に漬けられていた角欠けカブトもようやく乾燥モードに入ったところです。けっこううまく形が作れたみたい^^長く大切にしてほしいです。
>>雨
このところものすごいです。先日子供つれて古賀志山にいったときは、鉄砲水状態でした(汗)