2012年05月12日

BRM512宇都宮300完走レポート

BRM512宇都宮300
四號機 TNi 7005Mk.II
Dst.303.21km Tm.16h05m29s Av.18.8km/h Mx.65.5km/h Odo.2,666km
6150kcal Avg.cad.72rpm Avg.HR.140bpm
Elevation Gain. 4,432m

初ブルベのBRM415宇都宮200を無事完走できたものの勢いで当日にエントリーしてしまったBRM512宇都宮300。参加受理通知のメルマガに「昨年(2011)、PBP参加者用の練習コースとして設定されたもののため、200からステップアップのひとには申し訳ない云々」とあって恐れおののきつつ出走、想像以上に脚に来る設定のハードコースをたっぷりと味わってきました。

START・宇都宮森林公園

なにしろ300kmは未体験の距離。いろいろ考えた末に、415宇都宮200まではコンパクト11s仕様だったTNiをカンパトリプルにコンポーネント変更。フロント53-42-30、コグ13-26という組み合わせで、なんとなく「スーパーローがついてるので坂も登れる長距離トラック」みたいなバイクになりました。ふつうのパパさんはじめブルベの先輩がロングコースにトリプルをお使いなのも意識したのですが、さてさて。

前日は早く寝るつもりがあれこれあって3時間ぐらいしか睡眠がとれず、おまけに目覚ましを無意識に止めたらしく、はっと気づくと5時10分。受付開始まで1時間を切ってます。大慌てで支度を整えて森林公園へ。既に大勢のランドヌールが集結してました。自宅が近いおかげで、寝坊した割にはWave2での出走に。ひょんなことでご縁のできた、マキノサイクルのばんざいさんにご挨拶もでき、気分も高揚したところで森林公園から走り出しました。

PC1・大子

PC1までは、出走順が近い方の間で自然発生する小集団に適宜参加しつつ、最終的には自分の脚と似たペースの方々でできたトレインでまずまず快調なペース。脚の調子もよいみたいなので、PCではほとんど休まず、フランクフルト食べただけでPC2の大津港に向けて再出発。

北茨城の海

PC1-2の間はアップルラインをメインとする、本日最初の山岳区間。斜度はきつすぎないのですが、とにかく登りが長い、下ってもすぐまた登り返しの連続。お腹もすいてきて、もう少しPC1で食べておけばよかったと反省しつつ、背中ポケットに入れたクラッカーサンドをむしゃむしゃしながら7-8%の直登を淡々と走ります。次第に疲労感も貯まってきて、道端に止まって小休憩するひとも目に付いたころ、突如眼前に広がる北茨城の海。かなり感動的でした。後続の方と、これはいい風景、天気にも恵まれましたね・・などと会話しつつ記念写真をば。

PC2・大津港PC2にて

山の上で海が見え、ああこれであとは下るだけ・・とはいかない今回のコース。下りきったあとにもう一度小さな峠を越えて、ようやく今回のお題「よう・そろーと呼ばれた大津港」に到着です。PC2でブルベカードにチェックを入れていただきつつ、やけに風が強くて走りにくいと思ったら強風注意報が出てます、みたいな話を聞いてちょっとゲンナリしたり。風速10mという単語は忘れることにしました(笑)

大津港市場食堂・海鮮丼+煮魚大津港物産館よう・そろー

今回はがっつり昼食をいただこう、ということで大津港市場食堂の海鮮丼+煮魚オプションを注文。うまい、安い。ボリュームもたっぷりです。大津港は震災の影響も見えないまでに復旧され、食堂他の施設もすばらしいものでした。ここはまたツーリングなりで訪れたいところですね。

お腹が満ちたところで再び走行開始。走り出してすぐ、有名なママチャリSR・へばなさんとすれ違い(どうやら別の方だったようです。宇都宮にはママチャリ剛脚さんが沢山いるのかな?!)、派手な音色のベルも高らかにご挨拶され、嬉しいやら、このままでは抜かれちゃう!という危機感を覚えるやら(笑)しかし、泣いても笑ってもこの先はいよいよ本日のメインイベント?「フランドル坂の波状攻撃」なんて単語も目にした激坂区間を含む、強力なプロファイルの山岳区間です。

・・・いやあ、ほんと凄かったorz

花園渓谷から福島県の塙に抜ける峠は、ゆるくて8%、10%超えあたりまえ、14%でもまだましな方、最大斜度では20%を超えてるような修験道が5km近く続く、恐るべき峠道でした。しかも、ほとんど直登形状だし・・。ここでは自転車を押している方も多数見かけましたが、トリプル組んで押しを入れたら自分が恥ずかしい、という意地もあって最後まで足つきなくクリア。何箇所か、フロントを押さえ込んでいても浮き上がってくるようなポイントがありました。最初の激坂区間を越えて安心していたら、もう一度似たような峠を迎え、これを「逆襲のフランドル坂」と命名しましたw

PC3・塙

ほうほうの体で花園渓谷からのエスケープに成功、塙のPC3ではAJ宇都宮スタッフさんたちに、すげえ坂でしたと感謝の言葉を伝えてみたり。お腹も空いたのでフランクフルトをジャンボフランクにグレードアップ、レッドブルもロング缶飲んで、眠眠打破も飲んでチョコアイスも食べてカロリー補給。アミノバイタルパーフェクトも注入しました。

久慈川の眺め

PC3-4は下り基調でアップダウンを繰り返す直線的なプロファイル。幸いフォローの風向きに変わったこともあり、踏みすぎないよう注意しながら舐めるようにクランクを回し続けます。久慈川の美しい流れが右に左に入れ替わりながら展開し、疲れ始めた身体をちょっぴり癒してくれました。北茨城の海もそうでしたが、コース設定におけるアメとムチですね(笑)

PC4・常陸大宮

最終PC4に到着するころ日没を迎え、ライトオンしながらの走行に。最後の補給はチキンライスの弁当と、疲労回復を期待してブドウとパイナップルの少量パック。これはなかなか効果がありました。果糖とクエン酸は疲れた身体にいいですね。

しかし、日没と同時にやたら気温が下がってきまして、ウインドブレーカーを着たのに寒気がするほど。しばし考えた末に、リアバッグに仕込んであったレインウェアをその上から重ね着しました。これは結果的に大正解。とうより、レインウェアを持っていなかったら最終区間でリタイヤしていたかも、と思えるほどの寒さでした。

身体を温めるためやや踏み込みながら走行。烏山に抜ける峠道、そして復路の八溝グリーンラインと、じゅうぶん山岳系といえるプロファイルのアップダウンを黙々とこなしつつ走行します。流石に未体験ゾーンである250kmを超えてからは疲労感も高まってきて、ホームコースといえる宇都宮郊外に達してからの距離感がうまく把握できない感じに。なんとも違和感がある雰囲気に、これは疲れゆえだと判断し、残り15kmくらいで自販機休憩。甘めの缶コーヒーを飲んだり、TwitterやFacebookへのレス返しをしたりで気分転換。そのあとは、経験した中でいちばん長い15kmを走って、ようやく宇都宮森林公園へと戻ることができました。

鶴CCに向かう手前でひとりのライダーさんに追いつかれ、もう脚がのこってないので「お先にお願いします」と挨拶したら、自分ももういっぱいいっぱいです、きっついコースですよね、といいながらマッハの勢いで視界から消えていきましたw
#自転車乗りの言葉は信用できない

GOAL・宇都宮森林公園

若干足元をふらつかせながらバイクを下り、EDGE800と500のタイマーを終了。森林公園のあずまやにあるゴール地点で完走登録を受けました。所要時間は16時間と少々。なんとか300kmを形にすることができました^^ このあと、スタート地点でお会いしたばんざいさんと再びゴール地点で遭遇、車載でご帰宅の同氏にご挨拶しつつ、自分も駐車場に停めたマイカーに帰還。小一時間動く気にもなれず、SNSに逃避してましたw

そして、いろいろ考えた末に、BRM609宇都宮400へのエントリーを決心。そんな経験値で大丈夫か?という葛藤はありますが、AJ宇都宮の方の「きょうの300を完走できたら次の400はずっと楽」という言葉を額面どおり信じることにしました(笑)3ヶ月連続となる最長距離への挑戦、心してかかりたいと思います。

※当日の走行ログはこちら→ http://connect.garmin.com/activity/177380488

ラベル:TNi7005
posted by Tongchai at 23:59| 栃木 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | ブルベ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フロント53-42-30、コグ13-26のカンパですか。
コレ、強力だなあ。
シマノは最近フロント50-39-30しかないので、ぼやいておりますが、53と42があるあたりカンパは奥が深いなあ。オーバードライブ的な53と常用42とスーパーロー的30があれば、宇的コースも全部対応可能でしょう。

花園渓谷から脱出するのに皆さん楽しまれたみたいですね。
宇はアメとムチ的なんですよねー。609も楽しんできてくださいね。
707の600に続くと思いますけど。^^
Posted by ふつうのパパ at 2012年05月18日 07:28
Tongchaiさん,おひさしぶりです!

見てびっくりしました。300kmのブルベ。
茨城北部にも来てたのですね。
しかも僕の好きな大津漁港食堂でもご飯食べてるし…。

茨城北部を横に走るのって,結構(かなり?)大変な場所ありますよね。
お疲れさまでした!!!
Posted by ほんだ at 2012年05月19日 07:35
>パパさん
いやいや、花園渓谷から塙に抜ける峠は最高(笑)でした。私は30-26でクリアしましたが、漢ギアのランドヌールはあっさりバイクを降りる方も多かったようです。2度目の登りではハイになって、「おお ブレネリ」を歌いながらハンドルを押さえ込んでましたです。

カンパのトリプル、このままだと消滅だろうなーと思って在庫品をかき集めた(クランクは2000年代のRECORD TRIPLEです)んですが、流石は斜め上を行く会社カンパニョーロ。2013モデルでトリプルの新型を出してきました。
http://www.campagnolo.com/jsp/en/newsdetail/newsid_282_newscatid_3.jsp
・・・11速トリプル(笑)
アウター52T、ミドルが39Tになっちゃいましたが、プラス1速の守備範囲でそこはなんとかクリアできそうな。トリプルは純粋ツアラー的用途にはいいですよね。今後もスーパーロングはトリプルでいきたいと思います。
Posted by Tongchai at 2012年05月19日 09:30
>ほんださん
ご無沙汰しております、ゆるゆると復活中のTongchaiです^^

300kmは未体験ゾーンでした。しかも、かなりハードなコース設定でおなかいっぱいに。しかし、ほんださんもお気に入りの大津港市場食堂のおいしい海鮮丼で栄養付けたおかげで走りきることができました。北茨城の海はほんと綺麗ですね。そこに抜けるアップルラインはかなり脚にきましたが^^; 大津港はまた走りにいきたいと思います。

今回は栃木東部横断〜茨城北部横断〜福島南部へ北上〜茨城北部縦断〜栃木東部横断、という旅でした。次のブルベはBRM609宇都宮400、奥久慈パノラマラインを走って日立港へ行き、なつかしの茨城南部を走って宇都宮へ戻ります。またまた未体験ゾーンですががんばります^^;
Posted by Tongchai at 2012年05月19日 09:37
海鮮丼+煮魚は旨そうですね。

ブルベライダーの方のブログを読むと、延々とコンビニ飯なので、
Tongchaiさんの記事は新鮮です。
せっかく遠くまで走るのだから、旨いもの食べたいですもんね。

もう、ドップリとブルベ道に浸かっちゃいましたね(笑)
Posted by Gibson at 2012年05月20日 17:05
>Gibさん
前回の200は私もコンビニおにぎりでせかせか走ってしまいました^^;

今回の300は、テーマに「震災から復興した茨城の経済に貢献」というものが入っており、市場食堂の海鮮料理が美味しいという前情報も伝えられていたせいか、普段はあまり休まないタイプのランドヌールも多くがここや漁港近くの料理店で魚を楽しんだようです。

「グルベ」なんて言葉もあるようで、おいしいもののために遠回りなんて猛者も。しかし、時間は走力と引き換えなので、今後も精進して美味しいものの時間をとれるようがんばりたいと思いますw
Posted by Tongchai at 2012年05月20日 21:07
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