【PC3-PC4】
PC3は宇都宮市森林公園にある自然休養村管理センター。ここにバイクを止めますが、先着して休んでいる大柄なランドヌールの脇にKUOTA KHARMA。ひょっとしてと思いお声をかけたところ、Twitterで交流のあるくまライダーさんでした。やっと会えましたね〜みたいな会話を交わし、復路は孤独のブルベ脱却だぜ!とテンション上がります。
センター2階のスタッフ受付でブルベカードにチェックを受けますが、AJ宇都宮名物のPCシール貼付はなし。ん?と思いながら外に出ると、スタッフ参加の竜胆さんが「きょうはみんな速いよぉ!」と笑っておりました。どうやらシールは後追いで到着した模様です。補給の足しにと買ったモナカアイスを食べながら施設前でチェックシールを露天貼りしてもらい、そろそろ出走モードなくまライダーさんとつるんでPCを後にします。しかし、氏は鶴坂の登り返しでアウターに掛けるという超本気モード(笑)池の手前でばんざいさん、その先でサバキャンさんとすれ違いハンドサインで挨拶し、ろまんちっく村に向けて左折したあとは弾丸のごとく吹っ飛んでいくくまライダーさんの後ろ姿をただ見送るのみ。このへんで、全行程で9時間切りという野望をバックヤードにしまい込みましたw
修正目標:2012年度BRM415での持ち時間、9h15minでの帰還。
#孤独のブルベ再び
こうなると、あとは餃子の正嗣で昼食を食べることが最優先事項になります。微妙に対向方向に変わってきた風向きに注意しつつ、次々とやってくるランドヌールと挨拶を交わします。田村編集長の姿もここで確認。上機嫌で走りつつ、お店に着いたのは12時半過ぎ。お昼時のハイタイムですが幸運にもすぐ着席できました。このとき、店の前に駐めてあったGIANTの主がひであさんであったことはゴール後に確認できました^^ 正嗣のいいところはライスの提供がないため、混んでいても長居する客がなく回転が速いところ。自分も、座るときに注文を聞かれ、着席した直後には焼きたての餃子2人前が目の前に運ばれました。
□Tw:12:42
昼飯はまさしの餃子\(^o^)/
http://pic.twitter.com/JW6po1Iot0
美味しい餃子で栄養分もモチベーションも補充。しかし、明らかにこれだけでは補給が足りていない感覚があります。ご飯成分はすぐ先のPC4で追加することにして、Twitterで頂いていた応援リプライにまとめレスを返させて頂いてから先を急ぐことにしました。
□Tw:12:44
みなさまおつありです!微妙に変化する風向きから逃げているためレスはのちほどm(_ _)m
12:48
PC3で @kumax2_rider さんと一緒になり、孤独のブルべ卒業!と思ったら速攻でブッチされた件(*_*) #孤独のブルべ
PC4はPC2・道の駅きつれがわナナメ向かいのセブンイレブンさくら喜連川店。30分足らずで到着、すでにくまライダーさんの姿はありませんでしたw
□Tw:13:15
PC4セブンイレブン喜連川。餃子食べてる間に風向きが完全アゲンストになりました´д` ;
□Tw:13:21
残り75キロがんがります(=゚ω゚)ノ
【PC4-Fin】
PC4ではスタッフ諸氏による有人レシートチェックを受け、残り区間70km超の長丁場に向けて少々詰め込み気味の補給を行います。海苔の巻いてないおにぎり2個、すあま(餅)1パック、バナナ1本。もぐもぐしている間に、あとから到着したHEIZOさんが先行していきました。走力が違いすぎるので当然ながら、このあとは全くお姿を捉えられず。今回はとことん孤独のブルベだなwと思いましたが、結果この最終区間はAJ群馬の方、コルナゴの方、キャノンデールの方……何人かのランドヌールと離合集散を繰り返すステージとなり、なかなか楽しい思いができました。
しばらく平坦な区間が続き、烏山大橋を抜けた先からが今回の最高地点(といっても標高300mに満たないのですが)への登り区間。頂上のコブが3段になっており、登って降りてを繰り返したあと日立方面へ待望のダウンヒルとなるプロファイルです。斜度は7%程度までのきつすぎないもので、じっくり踏んでいればクリアできる登り。まったり登っていたら、群馬の方にすぽんと抜かれました^^
3つのコブを全てクリアして、日立港方面へのダウンヒル開始。天気予報によれば、ゴール手前は西風、つまり送り風になってくれる筈です。
……筈なんですが(><)なぜか5%位の下りでペダルを踏み込んでも30kph位しか出ません。
おかしい。どう見ても東の強風じゃないですか。とはいえ、お天道様に文句をいっても仕方がありません。なんとなく3-4台で連結したり切り離したりを繰り返しながら淡々とゴールを目指します。ラスト25km位からはいよいよ明確なアゲンストの風になってきて、特段脚にきているわけではないけど気持ちが切れかけてきました。そこで魔法の黄色い小瓶を取り出してぐびり。ミントの刺激でスッキリし、気分も新たに再出走。ただし、この時点で到着目標を再修正します。
再修正目標:10時間切り^^;
いよいよ日立の街に向けて進路をとろうというT字路で、先行した方が自分の把握しているのと逆の方向へ曲がるのを見て急停止、GPSを確認しながらお声をかけますがなにしろスタートダッシュの速い方で、見る間に視界から消えてしまいました^^; 後方の方とコマ地図・GPSを確認しますが、やはり自分の理解している方向で正しい様子。後続も来ないしたぶんすぐに気付いてくれることでしょう、もう追っても追いつけそうにないし……と、心残りではありますが先に進ませていただきました。信号ダッシュ速いのもよしあしですねw
#先行した方は多少の遅れ(1kmほど遠回りしました、と)で無事ゴールされて一安心。ちらっとGPSを拝見しましたら、eTrex20をお使いの様子。自分のeTrex30との機能的な違いは、自律コンパスの有無です(30は内蔵、20は非装備)。EDGE800もそうですが、内蔵コンパスなしのGPSマップは、停止した瞬間にノースアップ(と思われる……実際にはわけのわからない方向を向いていること多し)画面に切り替わってしまうため、瞬間的に方向感覚を誤る可能性があります。800を愛用している自分が、マップ表示専用にeTrex30を導入したのはひとえにこの3次元コンパス内蔵ゆえ。ご本人にお聞きしたら、やはりGPS上のマップが回転した状態で読み取ってしまったのがミスコースの原因だったとか。
そんなこんなありつつ、ようやく日立港への最終区間数キロに入り自分の周りにはコルナゴの方がおひとり。この方とご一緒にゴールだな、と思いつつ走っていたところ、ゴール目前で脚が攣ったとのこと。先に行ってと告げられてしまいました。ああ、やはり今回のテーマは孤独のブルベなのか(笑)
□Tw:16:37
BRM303宇都宮200日立発10周年記念「おおみかブルべは雨か雪?」完走しました。9h40minくらいかしら。雨も雪もなかったけど、ラスト25キロ位が爆アゲンストの風で萎えました´д` ; とりまお風呂入ってきますー。
結局、再修正目標はクリアしまして(笑)9h40min位でのゴールとなりました。余談ながら、AJ宇都宮のブルベといえば、たとえ600kmのゴールでも鶴カントリー坂を登らせる演出が有名です。さすがに海辺の平地にあるサンピア日立ゴールではその演出は無理だろうと思っていましたが、AJ宇都宮イズムはここでもしっかりと貫かれていたのでした。
□Tw:19:05
AJ宇都宮のブルべは、最後の最後まで登らせることで有名。しかし、今回のゴールは海辺のサンピア日立。安心していたら、ゴール受付はこの階段を登った先だった…クリート付シューズェ… #BRM303
http://pic.twitter.com/hmn8qWMCsM
ゴールチェックを新代表のIさんから頂き、しばらくその場に居合わせた皆様と歓談。サンピアの温泉で疲れを癒やしてからロビーで休んでいると、先着していたくまライダーさん発見。ご挨拶しつつ、次回アニカラ大会やりましょうなどと斜め上の会話で盛り上がりました(笑)
そのあと、続々とゴールしてきたぴかさん、ばんざいさん、サバキャンさん、田村編集長、ランドヌールVol.2でも巻頭ご登場のSさん達とおしゃべりするうちに、せっかくだから打ち上げかねて食事に行こうかという流れに。思いつくお店もないため、とりあえずということで日立おさかなセンターを目指します。店じまいの早いエリアでもあり、既に数件しか開いていない状態でしたが、一同の目線はなぜか一様に「あんこう鍋」に吸い寄せられています。いまホットですからね、あんこう鍋w
お邪魔した先は海鮮茶屋・濱膳さん。
日立港の新鮮な魚貝料理をメインに、なかなかバリエーション豊かなメニューが楽しめます。自分は久慈港海鮮丼と、あんこうの唐揚げを注文。海鮮丼は新鮮なネタが楽しめ、あんこうの唐揚げは鍋とはまたひと味違う、あんこうの肉のうまみを凝縮した美味しさを味わうことができました。前日のイベントの延長戦みたいな濃い会話を楽しんだところで打ち上げ終了。前夜祭に始まり、アフターブルベまでてんこ盛りだったBRM303の余韻に浸りながら散会となりました。
今回のブルベはAJ宇都宮10周年というエピックであり、創立当時のオリジナルコースを走るという意義深いものでもありました。コースはいまに通じる宇都宮イズムを感じる、ルートラボやGPSマップからは読み取れない走りごたえ、楽しみを秘めたものであり、それらを存分に味わうことができたのは大きな収穫だったと思います。改めて、AJ宇都宮スタッフの皆様及び参加者諸氏に御礼申し上げます。
今後の個人的な課題としては、宇都宮在住者として運営への積極的な関与の模索。そして、【山岳】付きのブルベに参戦できるだけの登り能力の獲得でしょうか。道は平坦ではありませんが、コツコツやっていきたいと思います。
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BIKE:FELT F1 Sprint
DST:205.31km
TIME:9h37min
ELEV.GAIN:1729m
AV:21.3km/h
ラベル:FELT F1
いや、zero3hpさんとバイクの雰囲気から、ちんたら走っては後ろからドツかれるかとビビリまくって、HK気味とも知らず全精力をもってを漕いでしまいました(^_^;)
あの後、イーチョさんを何とか補足したいとアウタートップで踏みまくるも姿は見えず、約20km地点で何とか補足するも峠下りが爆速(自分が遅いw)な方で、まるでファントム。ワンテンポ遅れて下ると2km以上差がついている感じで3回ロストし次の峠で再補足、最後は泣きながら追いすがって3人でゴールしますた・・・(^_^;)
また、裏磐梯や特アニオケでよろしくです〜♪
いやいや、こちらこそ期待にお応えできずすみませんでしたw
でも、ガス欠になっていなくても、ブルベでの巡航ペースはあれより速くなることはあんまりないかと思います。グロス15kphから上は特別ボーナスと常に考えて走っておりますゆえ(笑)
今回は全体にペース速かったですね〜。あと、個々人のペースが似た感じだったのか、抜きもしなければ抜かれもしないなんて状態が支配的でした。こんなこともあるんですね。
裏磐梯はどーしようと思案してましたが、やるしかないか^^; その節はどうぞよろしくお願い申し上げます。